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MADDENING NOISE Memorandum
戦国無双&OROCHI中心二次創作文垂れ流し人の雑記帳
2025/01
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もう、なんか半蔵萌えすぎて常時鼻血が吹き出てくるよ、どうしよう orz
脳内妄想が激しすぎてこんな事になってんだよな。 早く吐き出さないと、妄想で破裂しちゃいそうだよ。

なんか家康を守るために暴走しちまって、忠勝や家康に引かれてしまう半様書きたくて、あ、グロかもしれないwでも、書きたくて神君伊賀越えあたりの話を書き始めたが、例によって長い前置きに己でノックアウトされたw
書きたいところにたどり着くまでに萎えてしまうというか、イメージがぼやけてくるんだな。
ともあれ、守るために鬼になった男を理解できるのは、同じ忍達だけだったりすると、いいよね。

以下、もうほんと切り取ったシーンだけ晒して、今日は寝ます。



血ぬられた地にただ一つ、黒い影が立つ。
赤き大地に、黒き影、どろりと粘着質な闇にの中天には、光を放たぬ紅い、月。

無数の躯はすべて影が屠った元は人であったもののなれの果て。
ただ、主の為だけに、主の命守るために鬼神となりてその命を断った、断ち続けた。
己のためではないといえど、結局人には鬼にしか見えぬその姿に、影は常に独り、立ち尽くす。

と、闇の中に金色をまとった女の姿。
恐れるでもなく影に近づき、手にした布で影の身体にこびりつく血を丹念に拭き取り始める。
影は、ただその女の姿を、霞んだ瞳で見つめていた。

その視線に気づき、女は顔を上げ、弱々しく微笑む。
黒曜の瞳にうっすらと涙をためて、それでも口を微笑みの形につくりあげる。

影の琥珀の瞳が一瞬歪がみ、瞬く間にもとの無表情に戻る。

女は再び視線を戻し、一心に影の体から血を拭い去ろうと手を動かし始め――

その小さな体を見下ろせば、ただ無性にかき抱きたく思いながらも、この女を血泥で汚すわけにはいかぬ――と思いとどまり、影は、女から目をそらし、赤い地平を見つめる。

無数の屍、無数の死――もはやそれらになんの感慨も抱かぬ。

ただ――ただ、どうしたわけか、この女の今にも泣き出しそうな、あの微笑みだけが、ひどく、己を責めさいなみ。

影は、今だ存在した胸の奥のひどく柔らかい部分がぱっくり裂けて、生暖かい血潮がどくどくと溢れだしているような気がして、武器を持たぬ左の手を己の胸にそっとあててみるのだった。


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ちょろっと書くだけのつもりなのに、なんでいつも無駄に長いのだろう・・・orz
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