MADDENING NOISE Memorandum
戦国無双&OROCHI中心二次創作文垂れ流し人の雑記帳
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いや、書いてみたかっただけでwwww
絶対あり得ない話wwww
半コタ 超短文、中途半端ですが、よろしければwww
絶対あり得ない話wwww
半コタ 超短文、中途半端ですが、よろしければwww
-------------------
『ありえない話』
-------------------
「ま、まて半蔵」
「またぬ」
「まてというに」
閨の中で、圧し掛かってくる小柄の頭を大きな手で押さえておいて、風魔は性急なおのが想い人を必死に押しとどめた。
「なぜだ」
さんざお互いの任やら邪魔ものやらに妨害されて、思いを告げ合ってから実に数か月、やっと二人きりの夜を迎えられた半蔵は、一瞬が惜しいとばかりに、頭を押さえられたまま、手で風魔の身体をまさぐる。
「や、やめよと云うに」
とうとう、怒った風魔が力任せに、半蔵を投げ飛ばした。
壁にぶち当たるなどと無様はせぬが、ぎりぎり体を捻り、畳に降り立って、半蔵は苛々と声を荒げる。
「なぜだ、風魔」
「そ、早急であろうが」
「何が早急だ、おれがどれだけ待ったと思っておる」
「それはそうだが」
「それとも貴様がおれに惚れたと云うたは偽りか」
こちらを睨む疑いのまなざしに、風魔は慌てて首を振った。
「そのような事はない」
「なれば」
つかつかと、夜具に身を起こす風魔に近づこうとする半蔵に、風魔は布団を引っ掴んで、怯えの表情を浮かべた。
さすがに半蔵も、これはおかしい、と気づき、閨の横に腰を下ろし、猛るおのれを諌めて、理由を問うた。
「どうしたのだ、なにをそんなに――怯えておる」
「怯えてなど」
言い張る言葉に、ため息をついた半蔵は、胡坐をかいた膝に肘をのせ、頬づえをついた体勢で、
「嫌がる貴様に無理やりするなど、元よりおれにはできぬ。貴様に拒まれれば、手の出しようもない」
「――拒むなどと」
「よい、嫌なものを無理強いはせぬ」
「半蔵」
必死で押さえてはいるが、やはり半蔵が怒っているのは確かで、それは風魔にも見て取れた。
しばし、気まずい沈黙があって、また半蔵は息を吐くと、幾分優しげに云う。
「風魔、やはり今宵は帰るとしよう」
「はん」
「いや、怒っているのではなく――その、なんだ、共におると、やはり、しとうなる」
苦く笑って、半蔵は立ち上がった。
寝衣を脱ぎ棄て、おのれの装束を身につけ始めた後ろ姿に、風魔は何度も口を開こうとし、思いとどまり、唇を舐めたが、とうとう思い切って声を発した。
「――なのだ」
「なに」
うまく聞き取れず、半蔵は振り返った。
閨の中で大きな体を小さく丸め、布団を握りしめ俯いた風魔が、再び口を開いた。
「はじ、め、てなのだ」
「――風、魔」
「す、するも、されるも、その、」
「風魔」
「わ、笑うか」
「――女とは」
俯いたまま、風魔は首を振る。
思わず嘘だろうと叫びかけた半蔵であったが、普段の姿とはまったくちがう、弱々しいその姿に、逆に胸が高ぶった。
「真言か、」
「――笑うで、あろうな」
「いや、すまぬ、おれの配慮が足りなんだ」
すぐに閨の傍に膝をつき、先の性急さも荒々しさも捨て、半蔵は優しく風魔の肩に手を当てた。
ぴくり、と肩を震わせ、こちらを無理な笑顔で見つめる姿がいじらしい。
その唇にそっと、おのれのそれで触れ、半蔵は顔を離して優しく笑った。
「無理であれば、先はせぬ、優しくするゆえ――その、」
触れてもよいか――そう尋ねる男に、こくり、と頷いて、後は男のされるがまま、再び閨に横になり、その愛撫を受け入れる。
「半蔵」
「なんだ」
優しく応える己が情人に、風魔は震える唇で、
「好きだ」
と、伝え、半蔵も、愛おしげな笑みを浮かべて、
「おれもだ、小太郎」
優しく口づけをくれた。
------
⇒end
本当は「優しくしてね」と風魔に云わせたかったwwww
萌えシチュ、初夜、な感じwww
今度逆も書いてみたいけど、、、、うーん、ごめん、半蔵の場合、
女性相手で、半蔵初めての方が、萌えそう(苦笑)
お粗末さまでしたw
『ありえない話』
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「ま、まて半蔵」
「またぬ」
「まてというに」
閨の中で、圧し掛かってくる小柄の頭を大きな手で押さえておいて、風魔は性急なおのが想い人を必死に押しとどめた。
「なぜだ」
さんざお互いの任やら邪魔ものやらに妨害されて、思いを告げ合ってから実に数か月、やっと二人きりの夜を迎えられた半蔵は、一瞬が惜しいとばかりに、頭を押さえられたまま、手で風魔の身体をまさぐる。
「や、やめよと云うに」
とうとう、怒った風魔が力任せに、半蔵を投げ飛ばした。
壁にぶち当たるなどと無様はせぬが、ぎりぎり体を捻り、畳に降り立って、半蔵は苛々と声を荒げる。
「なぜだ、風魔」
「そ、早急であろうが」
「何が早急だ、おれがどれだけ待ったと思っておる」
「それはそうだが」
「それとも貴様がおれに惚れたと云うたは偽りか」
こちらを睨む疑いのまなざしに、風魔は慌てて首を振った。
「そのような事はない」
「なれば」
つかつかと、夜具に身を起こす風魔に近づこうとする半蔵に、風魔は布団を引っ掴んで、怯えの表情を浮かべた。
さすがに半蔵も、これはおかしい、と気づき、閨の横に腰を下ろし、猛るおのれを諌めて、理由を問うた。
「どうしたのだ、なにをそんなに――怯えておる」
「怯えてなど」
言い張る言葉に、ため息をついた半蔵は、胡坐をかいた膝に肘をのせ、頬づえをついた体勢で、
「嫌がる貴様に無理やりするなど、元よりおれにはできぬ。貴様に拒まれれば、手の出しようもない」
「――拒むなどと」
「よい、嫌なものを無理強いはせぬ」
「半蔵」
必死で押さえてはいるが、やはり半蔵が怒っているのは確かで、それは風魔にも見て取れた。
しばし、気まずい沈黙があって、また半蔵は息を吐くと、幾分優しげに云う。
「風魔、やはり今宵は帰るとしよう」
「はん」
「いや、怒っているのではなく――その、なんだ、共におると、やはり、しとうなる」
苦く笑って、半蔵は立ち上がった。
寝衣を脱ぎ棄て、おのれの装束を身につけ始めた後ろ姿に、風魔は何度も口を開こうとし、思いとどまり、唇を舐めたが、とうとう思い切って声を発した。
「――なのだ」
「なに」
うまく聞き取れず、半蔵は振り返った。
閨の中で大きな体を小さく丸め、布団を握りしめ俯いた風魔が、再び口を開いた。
「はじ、め、てなのだ」
「――風、魔」
「す、するも、されるも、その、」
「風魔」
「わ、笑うか」
「――女とは」
俯いたまま、風魔は首を振る。
思わず嘘だろうと叫びかけた半蔵であったが、普段の姿とはまったくちがう、弱々しいその姿に、逆に胸が高ぶった。
「真言か、」
「――笑うで、あろうな」
「いや、すまぬ、おれの配慮が足りなんだ」
すぐに閨の傍に膝をつき、先の性急さも荒々しさも捨て、半蔵は優しく風魔の肩に手を当てた。
ぴくり、と肩を震わせ、こちらを無理な笑顔で見つめる姿がいじらしい。
その唇にそっと、おのれのそれで触れ、半蔵は顔を離して優しく笑った。
「無理であれば、先はせぬ、優しくするゆえ――その、」
触れてもよいか――そう尋ねる男に、こくり、と頷いて、後は男のされるがまま、再び閨に横になり、その愛撫を受け入れる。
「半蔵」
「なんだ」
優しく応える己が情人に、風魔は震える唇で、
「好きだ」
と、伝え、半蔵も、愛おしげな笑みを浮かべて、
「おれもだ、小太郎」
優しく口づけをくれた。
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⇒end
本当は「優しくしてね」と風魔に云わせたかったwwww
萌えシチュ、初夜、な感じwww
今度逆も書いてみたいけど、、、、うーん、ごめん、半蔵の場合、
女性相手で、半蔵初めての方が、萌えそう(苦笑)
お粗末さまでしたw
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