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MADDENING NOISE Memorandum
戦国無双&OROCHI中心二次創作文垂れ流し人の雑記帳
2025/01
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某appleさんの同タイトルの唄を聞いています。
サビの所を聞くたびに半ねね想像してます(笑)
曲調でいくと「くの半」なんですが、ここはいっちょ「半ねね」というか「ねね半」←
或いはS蔵×M太郎のM太郎の歌でもいいです(w

つうかタイトルがね、うん、タイトルがそそるし。

なんか、もう半蔵に惚れちゃったねねとかもの凄く書きたい。
そんな風に思うと、やっぱり私は半蔵が好きなんだなぁと実感します。
つうか半蔵ハァハァ最近書きたい半蔵が書けない気がして泣きそうになります。
一体どの半蔵が私の書きたい半蔵なのかわかんない(涙)

というわけで、以下にちょっと半ねね。

  

 


「おれを知りたいのなら、来い」

 差し出された黒い手套に覆われた手、その先には面当ての上からでもわかる皮肉な笑みを口元に浮かべた怖い、男の酷薄な貌……

「この手を掴め、貴様の意思で」

 男の声は低く彼女の足元に忍び寄った。

‘この手を掴めば、あたしは…’

 思うまでも無く彼女には判っている。 この手を掴めばどうなるか。
 男は紛う事無い牡の匂いをさせそこに居るのだ。 手を掴めば己も牝と化すしか法はなかった。

「どうする……女」

 男は頑なに彼女の名を呼ぶ事を拒む。 それがどう云う意味で、どう云う思いを持ってなのか、今はまだ彼女には判らなかった。
 だが、或いは、その手をとれば知ることが出来るかもしれない、そう思えた。

「はん、ぞ、ぅ」

震える彼女の白い指先が、ゆっくりと……

「はんぞぅ、」

 差し出された黒い手套の指先に……

「掴め、おれの、」
「はんぞうっ」

 絡んだ指先が強い力で引かれ、彼女は従順にそれに従った。

 ガチャリ、

 固い防具がぶつかり合う音がして、男と女はぴたりと身を合わせた。

 触れ合った場所から暖かい何かが注ぎ込まれる気がして、彼女はそっと瞼を閉じる。

 意図的につくられた暗闇の向こうから、少し震えた低い声が一度だけ心もとなげに「ねね」と彼女の名を呼んだ。

-----
⇒end

 なんだかんだ言い訳してても、結局いつだって半蔵が求めていればいいんだと思います。ハスハス。

 
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