MADDENING NOISE Memorandum
戦国無双&OROCHI中心二次創作文垂れ流し人の雑記帳
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えーと、ネットには携帯しか繋がらない状況が続いております。
試みに、携帯から投稿してみようかなと思い付いたネタ書いてみます。
半⇔ねね《相思相愛なんだけどうにゃうぬゃねねたん乗り気Ver.ほのぼの》
その1
たぶん3くらいまであると思う。
そゆはなしでもよろしければ以下からどぞ~
試みに、携帯から投稿してみようかなと思い付いたネタ書いてみます。
半⇔ねね《相思相愛なんだけどうにゃうぬゃねねたん乗り気Ver.ほのぼの》
その1
たぶん3くらいまであると思う。
そゆはなしでもよろしければ以下からどぞ~
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忍は美しい言葉を語る資格はないのだから
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今日は笛の稽古に来てね、必ず来て。 御飯も作りすぎちゃったから、半蔵が食べてくれないと、とても困るから。 いつものお屋敷だと外野が五月蝿いし、しっかりと笛の稽古ができないから、今日は二人で、一緒に、山に入って、谷川で涼みながら…二人きりで……
おかしな誘い方だと気付くべきだった。
いつもの快活さがなりを潜め、どこかおどおどと伺うような態度が、彼女のどういった気持ちを表しているのか、気付くべきだったと、半蔵はおのれの視線の先で目に涙を浮かべ、顔を真っ赤に染めて俯く彼女を見つめ、深く後悔していた。
「あたし半蔵の事が好き、気が付いたらものすごく好きになっちゃってたの」
ふいにかけられた彼女の言葉に、だから半蔵は一言の言葉も返せていない。 なにか返さなくてはと思うのだが思惑ばかりが脳裏を巡り言葉に辿りつけない。
彼女は人妻だ、残念ながら。 だからどういう形に納まろうとも、彼女が口にしたような思いは不倫という言葉で括れてしまう。
――だがまあそんな事は気にしはしない。
少なくとも半蔵は、忍という己の立場をわきまえていた。 所詮忍だ、一人の女を己のものにすると考えるだけでおこがましい、他人の女をに横恋慕するくらいがちょうど良いだろうと、仲間内にうそぶいたりもしていたのだ。 女が時の天下人の妻であるというのは確かに大きなリスクではあるが、ねねから己にだけ向けられる特別な好意にはそれを補ってあまりある魅力があった。
つづく
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